本記事を書く経緯
出費にピンを止めてGCPの「Professional Cloud Architect」と「Professional Data Engineer」を受け、受かったのでその勉強法を共有します。 もちろん、公式の有償講座を受けることは価値があると思いますので、 予算に合わせた準備をするとよろしいかと。
合格した資格
以下の資格に受かりました。(各$200)
- Professional Cloud Architect
https://cloud.google.com/certification/cloud-architect?hl=ja - Professional Data Engineer
https://cloud.google.com/certification/data-engineer?hl=ja
勉強開始前のレベル
- 仕事でBigQuery、GCSを1500時間ほど運用/開発を経験
- 個人的にCompute Engine, Cloud Build, Cloud Function, Cloud Scheduler、Pub/Subを300時間ほど開発/運用を経験
- k8sの知識はyamlを0から書けないレベル
資格取得のモチベーション
「自分の市場価値を明確化したい」、「GCPのクールなプライズが欲しい」、「 Google Cloud Nextの資格取得者サロンに入ってみたい」の3つでした。
市場価値については、以下の記事や求人を見て、モチベーションが高めました。
https://www.globalknowledge.com/us-en/resources/resource-library/articles/top-paying-certifications/
コスト
- 出費 本代 3,000円
Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド
https://www.amazon.co.jp/dp/4822257908/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_fc5uEbJ04KMDB
GCPの全体像が把握できたため、満足度の高い出費でした。
ただ、2018年の本であるため、最新のGCPサービスは記載されておりません。
もちろん試験範囲に最新のサービスも含まれるため、公式リファレンスで勉強する必要があります。 - 勉強時間 合計100時間
1試験あたり 50時間 = 2時間/日 * 25日
勉強対象
- 購入した上記本
- quiklabsのハンズオンクエスト(見るだけなら無料)
https://google.qwiklabs.com/ - 公式ドキュメント
https://cloud.google.com/docs?hl=ja - 公式ソリューション一覧
https://cloud.google.com/solutions?hl=ja - 資格毎の模擬試験
- GCP公式のクラウドサービス比較(他のクラウドサービスにも詳しい方向け)
https://cloud.google.com/docs/compare?hl=ja
行った勉強法
勉強法は以下を行いました。私は手を動かさないと記憶できないので、得た知識をアウトプットすることを意識しました。
- 各試験ガイドの項目と勉強対象で得られた知識のリレーションをドキュメント化
- 課題とサービスの関係性を書く。
- 全サービスについて、quiklabと公式リファレンスを読みながら、GCPにデプロイ
個人的アドバイス
最後に所感ですが、以下の点を意識して試験に取り組めば、合格できると思います。
- 問題文を正しく読むこと
- 試験ガイドのスコープと知識が紐付けられていること
- ソリューション毎のコストを意識すること